@小樽のとあるカフェにて
マーケティング情報発信サイト「お客様へのラブレター」運営責任者の松永です。
さて、今日は飲食店のデリバリー導入についてです。
実は、デリバリーを導入するためには、いくつかの要素を満たしていないと、売上が上がったとしても、利益が残らないことが起きています。
あなたのお店は、デリバリー始める前より利益は出ていますか? そして、それは効率の良いものでしょうか?
その注意点について、まとめました。
つづきはこちらから
チェックポイント1 デリバリーを始める前に必要な体制
デリバリーを始める前に、「絶対」にしておきたいCHECKPOINTの1つ目は
イートインだけで、家賃・光熱費・リース代金・人件費をまかなえているか
これらの費用をまかなえていないと、デリバリーのためにかかるコストと、お店の経費の多くをデリバリーの売上から支払うことになります。
ですが、お店の営業にかかる費用はお店のイートインで支払うことができれば、
デリバリーの売上は、ほぼそのまま利益になります。
デリバリー業者の手数料は決して安くありません。某大手さんは35%が基本。
デリバリーからの売上で、諸費用を支払おうとすると、実は売上があがっても、ずーっと、低利益。場合によっては赤字に陥ります。
つまり、デリバリーを始める前には、「イートイン」でしっかりとした利益構造を作っておくこと!
これが絶対にチェックしておきたいポイント1番目です。
チェックポイント2 他と差異化できるメニューになっているか
札幌でも某大手のデリバリーが、まあまあ広がってきています。
広がるということは、「ライバル」も多くなってきているということ。
例えば、デリバリーで人気のある「スープカレー」。
某大手では「アジア料理」のカテゴリーになりますが、同業のスープカレー屋さんはもとより、韓国料理、中華料理のお店もライバルになってきます。
そこで、選ばれるためには
他と異なると思わせる要素が大切になってきます。
某大手さんの場合は、
「特記事項」にそれぞれのメニューが競合他社と比べて、「異なっている」「美味しく感じてもらえる」「食べたいと思ってもらえる」という要素で勝っている必要があります。
また、その「異なる要素」を伝えられれば、選ばられる件数=注文数が大きく伸びます。
なにせ、ライバル店が伝えていないのですから、たとえ同じであったとしても「伝えたもの勝ち」です!
さらに、ネーミングや写真もとても大切です。
美味しいと感じてもらえるためには、どの要素も手を抜かないでください。他のお店がやっていないレベルで工夫をすることが重要です。
差異化のためには
1 他とは違うと感じてくれて、「美味しそうだと感じるコンセプト」を伝えるようにする
2 他店よりも美味しく見せる写真を使う
3 他店がつけていないような「美味しいと感じるネーミング」をつける
この3つを真剣に取り組み、改善していくことで、ライバルではなくあなたの商品が売れていくようになります。
まとめ
もし、飲食店さんが、デリバリーに取り組みのなら
1 イートイン(+テイクアウト)で経費をまかなえる状態を創る
2 他店ではなくあなたのお店を選んでもらえる「差異化」を創る
デリバリーをこれから始める方、すでにやっているけど、思ったほど利益が残っていない方は、この2つのポイントを見直してみてください!
追伸
そうなると、デリバリーは実際厳しい! という状況もあると思います。
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