サバ一匹。1万円です!

お客様へのラブレター、松永です。

今回はクライアントさんを
サポートさせていただく中で
価格設定について考える機会がありましたので
そのことについてシェアします。

これは間違い!
価格を商品を製造するのにかかった費用から決める

お客さんが喜んで支払う価格は、お客さんがその商品から
感じる価値で決まります。

もし、あなたが

1 売れているのに利益が残らない
2 価格は他店の価格を見て決めている
3 価格は原価をもとに算出している

このうち、どれかひとつでも当てはまるなら
参考になる内容です!

たとえば、あなたが街頭で傘を売っているとします

晴れの日と
雨の日に同じ価格で販売しますか?

もちろん、同じ価格の方が
誠実かもしれませんね。

ですが
雨の日は価格をあげても
売れる可能性が高くなります。

そして
それを買うお客さんには
買う価値があるわけです。

ここで理解していただきたいのは
価格はお客さんが感じている価値で
決めるべきだということ。

ただ、決して
傘を雨の日に高く売りましょうという
話ではありません。

お客さんから
これなら妥当! 
むしろお得と思ってもらえる価格を
価値から設定するというお話です。

価格を上げる2つのアイデア

ここからは
価格を上げるアイデアをご紹介します!

1 競合にはないあなたの商品やサービスの特徴がある

この要素は
使っている素材、質の高さ、買いやすさ、便利さ
ブランド、手作り、かけた時間…etc

つまり、他のお店やライバルがやっていないことを
あなたがやっているのであれば
それを伝えることです。

たとえば、関サバ。

大分県で採れるサバですが
旬になると、1匹、
5000円で売られていたりします。

トップの写真はインパクト出すために、盛っちゃいましたが、

サバ1匹が5000円ですよ!

ですが
そこには関サバブランドだけの特徴があります。

その特徴とは
・網で捕らず、一本釣りで
・生きている魚を見て購入する 面買いで取引
・出荷時は活け〆
・取扱店は特約加盟店のみ

細かなことはまだありますが
ざっくりいうと、この4つの特徴があります。

それで
一匹、数千円のサバが、ちゃんと売れていくワケです。

2 あなたが製品やサービス提供の際にやっていることを整理細分化する

普段、何気なくやっている
こだわりや、手間をかけていること
心遣い、使っている時間などを
見つけてください。

他の人が
ちょっとないがしろにしている部分で
大切にしていることはありませんか?

そのひとつひとつを
お金に換算してみてください。

材料、手間、こだわり、時間、
あなたのキャリア

これらすべてが
価値です。

ピカソが30秒で書いた
ある絵の話をご存知だと思います。

こんな話です

ピカソが街を歩いている時
一人の女性が声をかけました。

女性「あなたの大ファンなの!
この紙に絵を描いてほしいんだけど!」

絵を描いたあと
ピカソ「絵の価格は100万ドルです」

女性「え! あなたは絵を描くのに
たった30秒しかかかってないじゃない!!」

ピカソ「いえ、30年と30秒です」

価値というのは
あなたが積み上げてきた
経験、知識、すべてが含まれています。

ぜひ、
あなただけが持っている
知識や経験、キャリア、時間を伝えてください。

そして
人知れず、かけている手間を
もう一度、整理してみてください。

そうすると
価格は単純な
原価+利益 ではなくなるはずです!

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