これだけで売れるの? メニュー作りの秘訣をお伝えします

注文して欲しいもの売れないな~
と思っている方に、今回は、MENU作りの極意。第一弾をお届けします。

MENU作りの極意〜事例あり

店舗系のお店にとって、MENUはとても大切です。
 
特にメニューが良くできていればできているほど、客単価を上げやすいのをご存知でしたでしょうか?
 

一番、やってはいけないのが
あれもこれも、あんなにこんなに あります。 という盛り沢山のメニュー。
 
それから
オプションやトッピングなどが、ずら~っと並んでいるのもNGです。
 

そのワケはというと
 

人はあまり考えたくない
選ぶにはエネルギーがいる からなんですね。
 


ここでちょっと事例を

既に私から、この話を聞いたことがある方は、復習の意味で再確認してくださいね。

事例1 

カレー 500円

トッピング
トンカツ  250円
ハンバーグ 250円
チキンカツ 200円
焼きチーズ 100円
目玉焼き 100円
納豆 100円
ザンギ 200円
コロッケ 100円
焼き野菜(アスパラ・パプリカ・オクラセット) 300円


事例2

カレー 500円

カツカレー 800円
ハンバーグカレー 800円
チキンカツカレー 750円
焼きチーズカレー 650円
目玉焼きカレー 650円
ザンギカレー 750円
コロッケカレー 650円
焼き野菜カレー 850円

さあ、どちらが感覚的に選びやすい。と感じましたか?


事例1では
圧倒的に カレー単品が多くなる。という試験データがあります。
一方、事例2では カレー単品ではなく、セットメニューのいずれかを選ぶ割合が
圧倒的に多くなりました。
 
しかも、事例2では
セットになって単価を上げていますが、それほど、高くなった気がしないと思いませんか?

実は、これ脳科学的にも証明されていて
事例2の方が、迷いなく選ばれて客単価が上がるんです。

そう、セットを上手く使うと
単価が上げやすくなるワケです。

メニューの価格設定のブロック


メニューの価格を決めるときにブロックになりがちなのが


他店の価格です。


うちのは、他店と比べると

ボリュームがないから
材料が比較的安いものだから
一流店でこの価格だから、ウチはもっと安くしないと

といった理由から
他店より、ちょっと安くしたり
同じぐらいの価格設定にしてしまいがち。
 

ですが、
ちょっとの差をつけて、価格を高めにしても
お客様は意外に高すぎるなと感じにくいものなんです。

ちょっと利益は落ちるものの
単品注文よりも売上や利益が上がります。

私の大好きな回鍋肉

家族で取り分けにオススメ三人前分たっぷり特盛ラーメン 1550円
餃子(5個入り)2皿ご注文で、1皿サービス餃子セット 700円
キャベツ2倍盛回鍋肉定食 950円
お肉2倍盛り回鍋肉定食 1050円
化学調味料不使用・有機野菜と黒豚で作った回鍋肉定食 1100円

すみません。回鍋肉が好きなので
事例が、偏ってしまいました笑

自分があったらいいなあをメニューにしてみました。

 
というわけで、わかりやすくて、欲しいと思ってもらえるセットメニューは
あなたのお店のキャッシュ回りがよくなります!

この考え方は
店舗系のお店なら、結構応用できる考え方なので
どうやったら自分のお店に使えるか考えてみてください。

それから、安くて美味しいは 優先順位低いです。

ファストフードでなければ
いい材料を使っていれば高く
手間がかかっていれば高く です。

原価もあまり考えなくていいです。

とにかく、ちょっと発想の転換が必要です。

今回はこの辺で…。

続きはまたの機会に…

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