さて、今回のテーマは
自分の製品やサービスのことを伝えているのに
なかなか売れないんです という質問をいただきましたので お答えしたいと思います。
お客様は どうして商品やサービスを購入するのでしょう?
多くのお客様は
何かしらの
問題解決 を したいので、商品やサービスを購入しています。
実際、あなたも自分の商品やサービスについて
どんな問題を解決するかを 伝えていると思います。
それでも、なかなか売れない という経験があるかと思います。
その理由は何でしょう?
今回はその理由の中でひとつだけ掘り下げていきますね。
理由 あなたの伝えている問題を問題だと思っていないから
あなたの商品やサービスについて、きちんと説明していると思っているけど、購入に繋がらないときの最大の原因は
あなたが伝えている 問題が あなたのお客様にとっては顕在化していない問題だった ということです。
つまり、あなたの商品やサービスの紹介で伝えている問題が、あなたのお客様にとって、それほど深刻ではないということ。
例えば、歯医者さん。
虫歯や歯槽膿漏の予防のためには
1 日頃の歯磨きケア
2 定期的に歯石を取る・検査をしてもらう
が王道ですが、2番の定期検診は疎かになりがちです。
というのも、
痛みがない、違和感がない。
気になっても、すぐに症状が落ち着いた ということがあるからです。
ですが、どうしようもないほど、痛いときはどうですか?
歯医者に行きますよね。
これは、問題が顕在化していて、お客様が自分で問題解決をするために行動せざるを得ないほど深刻だからです。
これをあなたのビジネスにおきかえると、
お客様が、あなたが伝えている問題が顕在化している人ならいいのですが、そうでなければ響かないのです。
つまり、あなたの商品やサービスの情報が誰に伝わっているかを考える必要があります。
問題が顕在化しているお客様は 「いますぐ客」といいます。
そして、いますぐ客は 実はそれほど多くありません。
さらに、あなたのサービスの他にも解決手段はたくさんあるので、バリバリのレッドオーシャンになっていることも多々あります。
だからこそ、よほど、選ばれる理由がわかりやすく伝えられていなければ、なかなか購入には繋がらないワケです。
必要なのは問題意識をあげていくこと
まだ、問題が深刻な状態でないお客様に購入してもらうには、
実は問題が深刻であることを伝えることです。
さて、ここで質問です。
みなさん、ふとんクリーナー は欲しいと思いますか?
欲しいと思った方、または使っている方は
きっと、問題意識が高い方。
そうでもない、あるいは要らないと思った方は問題意識が低い方。
では、この動画見てみてください。
どうでしょう、あなたの布団クリーナーに対する、問題意識は変化したでしょうか?
少しでも変化したのであれば、この動画はマーケティング的に成功した動画です。
あなたのビジネスでも、この問題意識の変化を生み出すことができて、さらに問題を解決しないと大変なことになると伝えられれば、
「もうすぐ客」や「まだまだ客」をあなたのお客様になってもらえる可能性が高まります。
ぜひ、あなたの商品やサービスを紹介するときに、
この「問題意識をあげる」という観点から、広告文やキャッチコピー、伝え方を見直してみてください。
いまよりも、多くの人があなたの商品やサービスを購入したいと思ってくれます。
つづきはまた後日!