お客様へのラブレター松永です。
2000年1月1日。
あるCMがアメリカで始まりました。
それは110キロも体重を落とした
ある男性の話をCMでした。
そのCMのおかげで
その会社の売上は倍増
マクドナルド、
バーガーキングにつづき
業界3位に躍進。
このCMが
ここまで成功したのは
単にその成果だけでは
ありません。
もうひとつ
忘れてはならない
ポイントがありました。
それは…
知りたい方はどうぞ
読み進めてください
人のストーリーこそ共感と反響を生む
このCMの話は
実話。
これはアメリカの
サブウェイの話です。
今でこそ、アメリカでも閉店されるなど
売上は伸び悩んでいますが、
それでもいまだに
世界最大のファストフードチェーンです。
日本では
うまくいっていないと
言わざるを得ませんが
世界的に見れば
まだまだ根強い人気があります。
その理由の一つが
他のファストフードよりも
健康志向が強いことが
あげられます。
そして、
冒頭で紹介したCMです。
明らかに他の
ファストフードにはない
健康イメージを
実在の人物のダイエットを
CMに使うことで作り上げました。
それも
110キロマイナスという
驚異的な数字で…
ですが、この話の本質は
その数字ではありません。
実在の人物の
真実のストーリーは
共感と反響を生み
人の心を掴んで離さないということ。
これが
この話の本質です。
つまり人は
お客様の声の実話
ストーリーで
ファンになることが
大いにあるということです。
なぜ、ストーリーはそこまで強力なのか?
ストーリーは脳内の
オキシトシンというホルモンを
分泌させることが
研究によってわかっていることを
知っている方もいるでしょう。
このオキシトシンは
「ラブ・ホルモン」とも呼ばれていて
恋愛感情、人との絆、セックスとも関係があります。
ストーリーが
別にセクシャリティでなくても
人は共感できる物語ならば
オキシトシンは分泌されるんです。
ある研究で
1 末期の脳腫瘍の4歳の男の子の映像
2 4歳の男の子が動物園に行く語りのない映像
を見せたところ
1のビデオでは47%高いオキシトシンが
分泌されたそうです。
どういうことかというと
「私たちは物語の主人公と自分を重ね合わせ、
その人の身になって考える」からこそ
共感を生み、反響を生むわけです。
他の実験では
映画などで主人公が窮地に陥ると
脳内では窮地に陥っているときと
全く同じ反応をすることもわかっています。
そう、
言葉を変えるなら
実は
「人は物語中毒」といえるんですね!
ですが
このストーリー
なんでも良いというわけではありません。
ストーリーを
使う上での注意点がいくつかあるんです。
続きは次回、お伝えしますので、お楽しみに!